2012年1月28日土曜日

ふるさとの味まつり

128日()、29日()とふるさとの味まつりが開催されています。

新潟県農村地域生活アドバイザーさんによる郷土料理の試食会が行われました。
「煮菜」、「大根の煮こじらかし」、「ぬかえびの千本煮」、「きりあえ」、「からし巻き」などの味を楽しみました。













「煮菜」の試食写真です。

以下、巻町食生活改善推進委員協議会編集『ふるさと味の散歩道』より引用

町場でも農村でも煮菜は冬場の常食であった。晩秋霜の降りる頃、煮菜用のたい菜や長岡菜を四樽に二つ三つ塩漬けにしておき(漬菜と呼ぶ)、冬の間大鍋に煮て切らすことなく食べた。昔は打豆と酒粕を入れただけの煮菜だったが、酒粕を使わない家もあり、その後、ダシを取るために煮干や小ぶりのじゃが芋を丸ごと入れたり油揚げや人参、こんにゃくなどいろいろ入れるようになった。また油で炒めてから煮る家もある。




〈材 料〉(4人前)
漬けたたい菜・・・・500g
煮    干・・・・4本
打    豆・・・・20g
酒    粕・・・・80g
  水   ・・・・400cc
味    噌・・・・20g
〈栄養価〉
エネルギー・・・・110kcal
たんぱく質・・・・9.7g
脂   質・・・・1.9g
食塩相当量・・・・1.5g
〈作り方〉
①漬けたたい菜の塩出しをします。
漬け菜を洗わずに少し大きめの鍋に入れ、浸るくらいの水を入れて火にかけ、柔らかくなったら火から下ろし、そのままさます。
さめたら、水洗いし3〜4cmの長さに切り水をかえながら塩出しする。
※たい菜は塩味が少し残っているいるほうが美味しいです。
②鍋にたい菜と煮干し、打豆、酒粕、水を入れ弱火でゆっくり煮ます。軟らかくなったら味噌をいれ、味を調えます。

以上、引用おわり

その他のメニューレシピもいわむろやにて展示・配布しております。

岩崎食品さんによる「からし巻き」づくり体験も開催しています。
















こちらは小学生を対象にした「岩室せんべい」焼き体験です。